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2003/01/15
『NARグランプリ2002』の表彰馬、表彰者が決定
年度代表馬は、2年連続でトーホウエンペラー!石崎隆之・駿騎手親子が同時受賞

 NAR地方競馬全国協会では15日、『NARグランプリ2002』の表彰馬、表彰者を発表した。

 注目の年度代表馬には、年間を通してダートの統一GI戦線をにぎわし、マイルチャンピオンシップ南部杯GIを制したトーホウエンペラー(岩手)が2年連続で選出された。
 ほかでは、サラ3歳最優秀馬に、中央競馬のユニコーンステークスGIIIに挑戦して快勝したヒミツヘイキ(船橋)が、アラブ4歳以上最優秀馬には、サラブレッド相手のレースも含め年間10戦10勝の怪物マリンレオが、また、年末の東京大賞典など地方競馬でGI競走を3連勝したゴールドアリュール(JRA)が特別表彰馬に輝いている。

 最優秀調教師賞は、最優秀牝馬のネームヴァリューなどを擁する川島正行調教師(船橋)が3回目の受賞。最優秀騎手賞は、地方競馬通算5,000勝も間近い石崎隆之騎手(船橋)が、NARグランプリ創設以来13年連続で受賞した。同騎手のご子息の駿騎手(19歳・船橋)も優秀新人騎手賞を受賞しており、騎手では初のうれしい親子同時受賞。また、優秀女性騎手賞には、ばんえい競馬の佐藤希世子騎手が選ばれたが、同騎手も昨年デビューしたばかりで、新人の同賞受賞は初の快挙となった。

 一方、JBC競走の創設に尽力した古川博氏((社)ジャパンブリーダーズカップ協会前会長)と、通算3,000勝を達成した小牧太騎手(兵庫)には特別賞が贈られる。
 表彰式は2月6日(木)、午後5時30分から東京の目黒雅叙園で行われる。

※『NARグランプリ2002』についてはこちらをご覧下さい。