2003年の地方競馬で活躍した馬及び厩舎関係者を表彰する「NARグランプリ2003」が、2月5日午後6時から、東京・新橋の第一ホテル東京において、ファン・関係者約300人の出席のもと盛大に行われた。
NARグランプリ創設以来14年目にして初の最優秀騎手賞に輝いた的場文男騎手(大井)をはじめ、2年連続で最優秀調教師賞を受賞した川島正行調教師(船橋)、特別賞に地方競馬歴代2人目となる5,000勝を達成した石崎隆之騎手(船橋)、優秀新人騎手賞に56勝を挙げた池田敏樹騎手(福山)が輝くなど、豪華な顔ぶれが会場を賑わした。
馬部門では、昨年6月の帝王賞(G I )を圧勝したネームヴァリューが、年度代表馬・サラブレッド4歳以上最優秀馬・最優秀牝馬の3賞を受賞。サラブレッド2歳最優秀馬のコスモバルク、ばんえい最優秀馬のスーパーペガサスなど各部門で受賞した馬の関係者に、その功績を称え賞品が授与された。
また、NARグランプリ特別表彰馬と、ダート競走格付け委員会の最優秀馬をあわせて獲得したアドマイヤドンの安藤勝己騎手及び同馬の関係者も出席し、表彰された。
会場全体が祝福ムードに包まれるなか、受賞者たちは今年の更なる躍進を誓い合い、祝賀会は最高潮のまま閉会した。
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