8月15日(日)に行われた真夏のアラブ最強馬決定戦、セイユウ記念第17回アラブグランプリ(地方全国交流)。
前夜からの雨もあがり、暑さに包まれた金沢競馬場へ集う12頭の精鋭たち。レース序盤は地元金沢の3騎(モナクラムセス・サクセスフレンド・ココロノイズミ)が先頭集団を形成し、スタンド前を通過。レースが動いたのはこの直後、圧倒的な1番人気に支持されたスイグン(福山)が馬群後方からマクリ気味に進出し、4コーナーで2番人気のマッピーウエーブ(兵庫)に並び、直線で突き放すと、そのまま4馬身差の圧勝劇だった。
同馬は6月のタマツバキ記念(福山)に続き、地方全国交流レースを連覇。マリンレオ不在の今、アラブ最強馬の称号は間違いなくスイグンが手にしたと言えるだろう。
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