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2004/09/07
マリンレオ(愛知)が引退
 02年のタマツバキ記念(福山)、02年・03年のセイユウ記念(金沢)連覇など、アラブ最強馬として名を馳せていたマリンレオ(牡8歳、戸澤肇厩舎)。昨秋より休養していた同馬だが、復帰に向けて調整されていた8月31日の調教中、右前肢の種子骨骨折を発症。完治まで時間がかかることから、このまま引退することが決定したと、愛知県競馬組合から発表された。
 今後は北海道で種牡馬として繋養される予定となっている(繋養先は未定)。

 アラブ系の競走のみならず、サラ系の重賞にも果敢に参戦し、レースを制するなど、サラブレッドのオープン馬を次々と撃破した同馬。NARグランプリ2002アラ系4歳以上最優秀馬、NARグランプリ2003アラブ最優秀馬にも選定されるなど、名実ともにナンバーワンの称号にふさわしく、輝かしい成績を残した。
 生涯成績は49戦40勝(現役競走馬として最多の勝ち鞍:9月7日現在)。そのうち重賞は12勝、勝率は81.6%で、連対率は87.8%だった。

2003年セイユウ記念の口取り
2003年セイユウ記念の口取り写真