10月5日(火)、騎手を夢見て厳しい選考を勝ち抜いた7名の精鋭が、第84期騎手候補生として地方競馬教養センター(栃木県塩原町)へ入所した。
当日は、雨が降りしきる中、多数の関係者が式に出席し、将来の競馬界を支えていくであろう騎手候補生に対して、大きな期待がよせられた。
84期生たちもそのような雰囲気を感じてか、入所式典では教養センター所長の訓辞や来賓の祝詞を緊張の面持ちで拝聴していた。
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式典終了後には、第82期騎手候補生と第83期騎手候補生による中間査閲供覧騎乗が行われた。
今年の春に入所した83期生は、馬場においてカドリールとよばれる集団での演技と1頭づつの障害経路飛越を。また、昨秋に入所した82期生は、走路において2頭での発走〜追い込みを行い、日頃の厳しい訓練を通して学んだ成果を披露。
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先輩候補生たちの騎乗を目にした84期生は、これから自分達が行うであろう訓練のことを想像したのか、みな真剣な眼差しを送っていた。
これから始まる2年間の訓練生活は、彼らにとって今までとは全く異なる環境であり、厳しい日々になるだろうが、騎手になるという夢をかなえるため頑張っていくこととなる。
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