プロの騎手を目指すべく、厳しい訓練に励む地方競馬教養センターの候補生たち。彼らは入所してから14カ月程経過すると、各々の所属予定厩舎で半年間、競馬場実習を行う。教養センターでは、この競馬場実習前に、既にプロとして活躍中の現役騎手を講師として招き、その技術を披露する競走実習を行っている。
今回は、11月末に競馬場実習へ向かう予定の「第82期騎手候補生」が対象で、講師に北海道の五十嵐冬樹騎手を迎え、11月18日(木)に競走実習が行われることになった。
五十嵐騎手は、第58期の卒業生で1993年10月にデビュー。その後、コンスタントに勝ち鞍を重ね、01年から3年連続でホッカイドウ競馬のリーディングジョッキーに輝いている。
また、今年のJRA3歳牡馬クラシック戦線を大いに賑わしたコスモバルクの主戦騎手としても一躍注目を集めるなど、候補生たちにとっては、騎乗技術だけでなく様々な面で多くのことを学ぶ機会になるだろう。
当日は、五十嵐騎手と第82期騎手候補生との模擬レースの他、五十嵐騎手による模範騎乗も行われる。
なお、この競走実習は一般公開しているので、ご覧になりたい方は地方競馬教養センターまでお越し下さい。
<当日のスケジュール>
模範騎乗 10:10
第1レース 11:00
第2レース 11:30
※予定は変更になる場合もあります。
なお、地方競馬教養センターまでのバスの便、昼食の用意はございませんので、あしからずご了承ください。
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