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2004/11/08
「レジェンドレース」で佐々木竹見元騎手が2着!
 日本が世界に誇る"7151勝"ジョッキー・佐々木竹見氏(現地方競馬全国協会参与)が、11月6日、オーストラリアのフレミントン競馬場で行われた『レジェンドレース』に騎乗し、9頭中2着と大健闘した。
 1着は、イギリスで11回も最優秀騎手に輝くなど数々の功績を残し、昨年引退した偉人、パット・エデリー氏(イギリス)だった。

 竹見氏としては、今年で2回目の招待となる『レジェンドレース』は、メルボルンカップ・カーニバルの最終日を飾るエクシビションレースで、第4競走と第5競走の間に実施。快晴の中、芝1,000メートルの直線コースで、13時40分(日本時間11時40分)にスタートした。

 今回出場した9人中、竹見氏は、最も軽い斤量57キロ。逆に最も重い斤量は、69キロというから驚きだ!
 レースは、竹見氏が"逃げ"戦法に打って出て、そのまま逃げ切るかと思われたが、残り200メートルで、内からパット・エデリー氏が抜き去りゴール。
 続いて竹見氏が、(公式の記録ではないが目測で)2馬身半ほどの差でゴールした。
 3着には、クリス・マッキャロン氏(アメリカ)が入った。

 レース後、「途中まで勝てるかと思った」と語っていたという竹見氏だが、前回の自己成績(02年に8頭中6着)を大幅に上回る、2着という結果に、本人も大満足だったようだ。

 なお、竹見氏が騎乗したDee Cee号は、栗毛の騙5歳。これまで10戦して未勝利だったが、今回のまさかの好成績に、管理する調教師も大喜び。竹見氏の健闘を大いに称えていた。