2005/1/26 佐々木竹見カップは石崎隆之騎手が総合優勝！ 　約570名にも及ぶ日本競馬の騎手（ばんえいを除く）から選ばれし精鋭14名が川崎競馬場に集結！　川崎の“鉄人”佐々木竹見元騎手（現地方競馬全国協会参与）を冠名に配した騎手交流レース、「第3回佐々木竹見カップ ジョッキーズグランプリ」が、1月25日に実施された。 　2レースによるポイント制で争われたこの競走、第1戦目（マイスターチャレンジ）は、２００４年の地方競馬リーディングジョッキー、内田博幸騎手（大井）騎乗のヒポクラテス（1番人気）が直線で豪快に追い上げて優勝。この時点で内田騎手が暫定1位に立つ。 　続いて行われた第2戦目（ヴィクトリーチャレンジ）は、条件クラスとしては珍しい2100メートルの長丁場。石崎隆之騎手（船橋）騎乗のエクシオパワー（4番人気）は、スタートから最後方に待機し、2周目の向正面で一気のマクリからロングスパートをかけ、全馬をごぼう抜き。これぞまさに名手のなせる技と言うべきか。 　この結果を受け、2レースの合計ポイントで83点（3着・1着）を獲得した石崎隆之騎手が総合優勝に輝き、佐々木竹見カップの栄冠と優勝賞金200万円を手にした。 　第2位には愛知の岡部誠騎手（4着・2着）、第3位は地元川崎の今野忠成騎手（2着・4着）だった。（2位と3位は同ポイントながら2戦目の成績上位者を優先） 　なお、第1戦でトップに立った内田博幸騎手は、2戦目で8着に惨敗し、総合4位にとどまった。