笠松けいばの危機を救うべく、若手きゅう務員5人組で結成された笠松戦隊の名前が「マックルV(ファイブ)」に決まったと2月20日、岐阜県地方競馬組合から発表された。
この笠松戦隊は、笠松けいば開催日の同11日(祝)に既にデビュー済み。05年度の存続が決まった笠松けいばに元気を呼び込もうと、パフォーマンスやファンサービスをおこない、早くも観衆から握手や写真撮影を求められるなど人気を集めていた。
しかし、この時点ではまだ名前が決まっていなかったため、当日に併せて名前の募集もおこなったところ300名の方々から応募があり、笠松戦隊による選考の結果、このたび岐南町の棚橋様の案による「マックルV(ファイブ)」に決まった。
「マックル」は笠松けいばのマスコットキャラクターから、「V(ファイブ)」は戦隊の人数(ローマ数字の5)とビクトリー(勝利)の頭文字を表しており、「廃止という戦いに勝利してほしい」との思いが込められている。
言わずもがな、数多くの名馬、名騎手を送り出してきた笠松けいばを愛するファンは多い。来年度の存続にあたっては、北海道の生産者の方々も立ち上がるなど、全国規模での支援がおこなわれている。ファンとして、生産者として、そして主催する側として、それぞれが制限のある中でできることを積み上げているうちの一つとして、この「マックルX(ファイブ)」が広く親しまれる存在になってくれるだろう。
「マックルV(ファイブ)」は今後、日曜・祝日の開催日を中心に競馬場に現れるとのこと。また、活動の場を競馬場外にも広げ、地域ボランティアへも参加したいとしている。
次回、「マックルX(ファイブ)」の登場を、乞うご期待!
※ 「マックルV(ファイブ)」の写真をご覧になりたい方は、 笠松けいば公式ホームページ内『笠松戦隊の名前決定!』へ
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