02年から03年夏にかけて高知競馬で18連勝を成し遂げた人気馬イブキライズアップ(牡7、宮路洋一厩舎)は、7月10日に骨折した左前脚の経過が思わしくなく、安楽死の選択がなされたことが高知県競馬組合より16日に発表された。
イブキライズアップは、10日の高知競馬第10競走でスタート直後に骨折し、競走を中止。その後、調教師、獣医師をはじめ関係者一同により、せめて牧場で余生を送れるようにと懸命の治療がなされたが、16日朝にはついに立ち上がることも出来なくなり、最終的に苦渋の選択をせざるをえなくなってしまった。
生涯成績は39戦25勝。
高知競馬を盛り上げ、多くのファンに愛された同馬の功労を称えつつ、安らかなる冥福を祈りたい。
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