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2005/8/29
“ダート競馬の祭典”第5回JBC競走へ向けて、前哨戦スタート

JBC

指定競走の青藍賞が全国交流に
姫山菊花賞は東海・北陸・近畿に南関東を加えた交流に衣替え

 来る11月3日(祝・木)に名古屋競馬場で実施される“ダート競馬の祭典” 第5回JBC競走に向けて、いよいよ全国各地で前哨戦がスタートします。
JBCの前哨戦は、今年も
 (1)勝ち馬に優先出走権が与えられる『Road to JBC』(4競走)と、
 (2)出走馬の選定の際にグレード競走に次いで重要視される『JBC指定競走』(7競走)
の2本立て。

 『Road to JBC』の過去2年の実績を見ると、勝ち馬8頭のうち、アメリカのブリーダーズカップに遠征したパーソナルラッシュを除く7頭が本番のJBCに出走。一昨年のクラシックではアドマイヤドン(南部杯)とスターキングマン(日本テレビ盃)が1、2着を占め、昨年のスプリントではマイネルセレクトが東京盃との連勝を遂げました。
 『Road to JBC』の今年のコピーは、「ここで勝つ。名古屋で魅せる。」
まさに11月3日の名古屋に直結する、見逃せないレースとなりそうです。

 『JBC指定競走』からは、まだJBCの勝ち馬は出ていませんが、ネームヴァリュー、タイガーロータリー、ホクザンフィールドら地方競馬を代表するレベルの馬が、ここを勝ってJBCに向っています。
 特に今年の指定競走では、注目される競走条件の変更が行われました。ひとつは青藍賞(9月11日・水沢1600メートル)の地方競馬全国交流競走への衣替え。そして、姫山菊花賞(10月6日・園田1700メートル)も、従来の東海・北陸・近畿に南関東を加えた競走に発展しています。過去のJBCに最も多くの馬を遠征させている東海・北陸・近畿VS南関東の一戦は、地方競馬の秋の注目レースのひとつになるでしょう。

 JBC前哨戦は、8月31日、アフター5スター賞(大井1200メートル)からスタート。秋はもう始まっています。