財団法人「日本プロスポーツ協会」は5日、第38回日本プロスポーツ大賞の受賞者を発表し、地方競馬からは功労賞に岩田康誠騎手(兵庫)、新人賞に町田直希騎手(川崎)がそれぞれ選出された。
同賞は、我が国のプロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年より毎年開催されているもので、日本スポーツ各界の成績優秀者のみが選ばれる大変名誉あるものとして知られている。
功労賞を受賞した岩田康誠騎手(31歳、兵庫・清水正人厩舎)は、91年のデビュー以来15年間にわたり園田・姫路競馬の顔として活躍し、近年は全国リーディング上位にも名を連ね、昨年12月には通算3,000勝(中央競馬含む)を達成。また、昨年のワールドスーパージョッキーズシリーズ総合優勝や04年の菊花賞を制覇するなど、日本競馬界におけるトップジョッキーの座を不動のものとしている。
新人賞を受賞した町田直希騎手(17歳、川崎・秋山重美厩舎)は、昨年4月のデビュー後、激戦区と言われる南関東地区で年間31勝を挙げ、川崎競馬リーディング5位に堂々のランクイン。また、連対率も20%を超える堅実さを誇り、新人離れした騎乗が大きく評価されている。
なお、授賞式は1月24日(火)に都内のホテルで実施される。
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