NAR地方競馬全国協会は1月11日、『NARグランプリ2005』の表彰馬、表彰者を発表した。
なお、表彰式は2月7日(火)、午後5時30分から都内のホテルで行われる。
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栄えある2005年の“年度代表馬”には、史上初の東京大賞典(GI)連覇を果たしたアジュディミツオー(牡、船橋・川島正行厩舎)が選定された。
また、同馬は“サラブレッド4歳以上最優秀馬”にも、併せて選定されている。
“サラブレッド2歳最優秀馬”は、兵庫ジュニアグランプリ(GIII)を快勝し、全日本2歳優駿(GI)でも3着と健闘したモエレソーブラッズ(牡、北海道・堂山芳則厩舎)が受賞。
“サラブレッド3歳最優秀馬”は、南関東3歳クラシック2冠レース(羽田盃・東京ダービー)を圧勝したシーチャリオット(牡、船橋・川島正行厩舎)が受賞。
“アラブ最優秀馬”は、全国交流の全日本タマツバキ記念アラブ大賞典を筆頭に、数多くの重賞を制したスイグン(牡、福山・千同武治厩舎)が、昨年に続き同賞を2年連続で受賞した。
“ばんえい最優秀馬”は、前人未到のばんえい記念3連覇を達成したスーパーペガサス(牡、大友栄人厩舎)が、NARグランプリ史上初(部門賞別)の4年連続受賞となった。
“最優秀牝馬”は、2005年のダートグレード競走で唯一の牝馬GII、エンプレス杯を制したプルザトリガー(船橋・山浦武厩舎)が選出された。
“最優秀短距離馬”は、1,400メートルのかきつばた記念(GIII)を優勝し、年間を通して堅実な走りを見せたヨシノイチバンボシ(牡、愛知・錦見勇夫厩舎)が受賞。
“最優秀ターフ馬”は、函館2歳ステークス(GIII)でJRAの芝を舞台に見事な勝利を飾ったモエレジーニアス(牡、北海道・堂山芳則厩舎)が選ばれた。
“特別表彰馬”は、ダートグレードGI3勝(川崎記念・帝王賞・JBCクラシック)を挙げ、2005年の地方競馬を大いに盛り上げたタイムパラドックス(牡、JRA・松田博資厩舎)が選定された。
“最優秀調教師賞”は、年度代表馬のアジュディミツオー、3歳最優秀馬のシーチャリオットなどを管理する川島正行調教師(船橋)が4年連続、通算6回目となる受賞。
“最優秀騎手賞”は、勝利数で全国1位となる驚異の年間465勝を挙げた内田博幸騎手(大井)が2年連続2回目の受賞。
“優秀新人騎手賞”には、昨年4月のデビューながら、激戦区の南関東で31勝を挙げた町田直希騎手(川崎)が、また、“優秀女性騎手賞”は、女性騎手の日本最多勝記録を塗りかえた宮下瞳騎手(愛知)がそれぞれ選出された。
“ベストフェアプレイ賞”は、今野忠成騎手(川崎)が初の受賞となった。
“特別賞”には、初出場のワールドスーパージョッキーズシリーズで総合優勝を果たした岩田康誠騎手(兵庫)が選ばれた。
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