1月24日、『第4回佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ』が川崎競馬場で行われ、酒井 忍騎手(川崎)が総合ポイント88点を獲得し、見事に総合優勝した。地元・川崎所属騎手の総合優勝は初めて。
地方競馬が、そして日本が世界に誇る7151勝ジョッキーの佐々木竹見氏が引退したのは2001年。その功績を記念し、翌年に川崎競馬に創設されたのが『佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ』だ。レース名にふさわしく、毎年地方・中央の各地を代表するリーディングジョッキーたちが川崎に集結し、2レースの総合ポイントで手腕を競っている。
今年は、第1戦(第7競走)、第2戦(第9競走)でそれぞれ2着、1着になった酒井騎手が、総合で2位の内田博幸騎手(大井)に大きくポイント差をつけて優勝した。3位には的場文男騎手(大井)で、表彰台は南関東勢が独占。多くのファンから祝福を受ける酒井騎手は、満面の笑みを浮かべていた。
なお、表彰式では今年も宇野和男アナウンサーの軽快な司会のもと、佐々木氏が登場。偉人でありながらも決して飾ることのないその人柄に、いまでもファンを魅了してやまない元名手は「来年も是非見に来てください」と、ファンへメッセージを送った。
●第4回佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ 総合成績表●
総合順位 |
騎手名 |
所属 |
第7R |
第9R |
合計 |
着順 |
ポイント |
着順 |
ポイント |
1 |
酒井 忍 |
川崎 |
2 |
38 |
1 |
50 |
88 |
2 |
内田博幸 |
大井 |
1 |
50 |
7 |
13 |
63 |
3 |
的場文男 |
大井 |
4 |
27 |
3 |
33 |
60 |
4 |
岩田康誠 |
兵庫 |
13 |
3 |
2 |
38 |
41 |
5 |
中舘英二 |
JRA |
7 |
13 |
4 |
27 |
40 |
6 |
中越豊光 |
高知 |
3 |
33 |
10 |
6 |
39 |
7 |
東川公則 |
笠松 |
5 |
22 |
8 |
10 |
32 |
8 |
繁田健一 |
浦和 |
9 |
8 |
5 |
22 |
30 |
9 |
石崎隆之 |
船橋 |
6 |
16 |
11 |
5 |
21 |
10 |
安部幸夫 |
愛知 |
12 |
4 |
6 |
16 |
20 |
11 |
武 豊 |
JRA |
8 |
10 |
12 |
4 |
14 |
12 |
小林俊彦 |
岩手 |
11 |
5 |
9 |
8 |
13 |
13 |
鮫島克也 |
佐賀 |
10 |
6 |
13 |
3 |
9 |
14 |
今野忠成 |
川崎 |
14 |
2 |
14 |
2 |
4 |
|