3月25日、UAEナドアルシバ競馬場の第4競走『ドバイゴールデンシャヒーン(国際GI)』が日本時間23時55分に行われ、アグネスジェダイに騎乗した吉原寛人騎手(22歳、金沢・宗綱泰彦厩舎)が15頭中6着と健闘した。
スタートが大きな鍵を握る1,200メートルの直線コース。馬場入り時には入れ込んだ様子を見せていたアグネスジェダイだが、8番枠から飛び出すと吉原騎手の落ち着いた手綱裁きで先行集団から離れることなくレースを進め、スピード競馬を得意とするアメリカ陣営が1着〜5着を独占する中、6着と世界の強豪を相手に互角の戦いを披露した。
日本勢の先陣を切って第2競走『ゴドルフィンマイル』に出走したユートピア(JRA)の優勝で、日本勢の活躍が大いに期待された今年のドバイワールドカップデー。
吉原騎手やアグネスジェダイだけでなく、スターキングマン、カネヒキリなどダートグレード競走でおなじみの競走馬たちが各レースに名を連ね、地方競馬ファンにとっては深夜まで眠れぬ夜となった。
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吉原騎手コメント「スタートはよく出たのですが、テンのスピードが速くてついていけませんでした。それでも最後はよく伸びてくれました。ここに出られてすごく楽しかったです」
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