関東地方公営競馬協議会は28日、南関東4競馬場(浦和・船橋・大井・川崎)における認定厩舎(外厩)制度の導入について、以下のとおり発表した。
なお、地方競馬における外厩制度の導入は、認定厩舎第1号馬コスモバルクの活躍で有名なホッカイドウ競馬に次いで2例目となる。
(関東地方公営競馬協議会ニュースリリースより)
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認定厩舎(外厩)制度の概略について
南関東所属の調教師が、自ら所有する馬房もしくは契約により賃貸を受けた民間施設の馬房について、主催者に対し認定の申請を行います。この施設が主催者から認定された場合は、調教師の管理馬房として認められ、当該施設で調教を行った馬を調教師の管理馬として直接競馬場に輸送し、レースに出走することが可能となる制度のことを言います。
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認定厩舎制度の目的
設備の整った民間施設を有効活用し、調教管理の選択肢を拡大させることによって、よりレベルの高いレースをファンに提供することを目的としています。
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制度の開始時期
平成18年3月29日から制度を開始します。但し、制度が開始された後、申請が行われた施設に対する審査を行うこととなりますから、実際に認定厩舎所属馬が出走可能となるのは、6月以降となります。
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認定厩舎の立地条件
南関東地区主催者が認定する施設は、関東地区内に所在していることを原則として、出走馬を当日輸送することが可能な場所にあることが条件となります。
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認定馬房数の制限
南関東地区における認定馬房数は、当面、1調教師あたり1施設かつ6馬房程度とします。
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