5月14日(日)の『シンガポール・エアラインズ・インターナショナルカップ(国際GI)』に出走する北海道のコスモバルク(牡5、田部和則厩舎)が、シンガポールへ向けて2日夜(22時予定)に成田空港から出国する。

　コスモバルクにとっては、昨年5月の国際GI『チャンピオンズマイル(香港・シャティン競馬場、10着)』に続く、2度目の海外遠征。飛行時間は2時間ほど増すものの、前回の輸送も難なくこなしており、芝2,000メートルという距離、加えて鞍上は五十嵐冬樹騎手(30歳、北海道)と、心強い条件も揃っている。

　また同レースには、ホッカイドウ競馬の元調教師で03年からシンガポールで開業した、高岡秀行師(50歳)が管理するダイヤモンドダスト（騸5、父ライブリーワン)も出走予定。
　同馬は、母シンコウグレースの北海牧場(北海道門別)生産馬。今年2月の『COMMITTEE’S PRIZE(芝1,600メートル)』で、シンガポール史上初の日本人調教師＆日本産馬による重賞制覇を成し遂げている。

　14日のレースでは、コスモバルク、ダイヤモンドダスト両陣営ともに北海道パワーを見せ付けてほしい。

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