本日朝に届いた「バルク、再検査で陰性」の朗報を受け、コスモバルクを管理する田部和則調教師(59歳)とシンガポールで鞍上を務めた五十嵐冬樹騎手(30歳)が、喜びの記者会見をおこなった。
【田部和則調教師 コメント】 今日の日が早く来てほしかった。とても長く感じました。 9時頃にビッグレッドファームから検査結果については聞くことができましたが、第一の感想はとにかく長かったということです。 明日、帰国して京都で着地検査を行い、宝塚記念に向かうことになりますが、海外GI制覇の結果に恥じないようなレースをしたいと思います。この長いシンガポールでの滞在がレースに影響を与えなければよいが、と心配はしています。 ファンの皆様にはたいへんご心配をおかけしましたが、宝塚記念では良い結果が出せるよう頑張ります。
【五十嵐冬樹騎手 コメント】 陽性と聞いたときは、無事に帰国してくれることを願っていました。日が経つにつれ、陰性の可能性が強くなってきてからは、一日も早く帰ってきてほしいと思うようになりました。 宝塚記念出走に関しては、ディープインパクトは日本のアイドルですから、その彼に恥じないような勝負を出来ればと思います。 バルクのファンの皆様には、陽性の疑いの報道があって以来、励ましの声をたくさんいただきました。今日のこのようなインタビューを受けることができ、ファンの皆様に報告ができて良かったです。
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