世界各国の競走馬の公式レーティングをまとめた『トップ50ワールドリーディングホース』が20日、ＩＦＨＡ（国際競馬統括機関連盟）から発表された。

　これによると、地方馬初の国際GI勝ちを果たしたコスモバルク（北海道）が117ポンドで、全体の42位にランクイン。同馬は前回の31位からは順位を下げたものの、芝のI区分（主に中距離）では国内トップ。本格的競馬シーズンの始まったヨーロッパ・アメリカの強豪に混じってのランクインは、世界のハンデキャッパーに高く評価されていることを示すものと言える。
　また、帝王賞でカネヒキリを下し、地方馬初のGＩ5勝目を上げたアジュディミツオー（船橋）は、トップ50入り間近となる116ポンドまでレーティングを上げている。

　ちなみに、今回のトップは125ポンドで、宝塚記念を制したディープインパクトら3頭。ディープインパクトは前回の3位タイ（天皇賞・春 1着123ポンド）から順位を上げ、日本馬として初めて世界のトップに立った。

　なお、今回の発表は、2006年1月1日〜7月10日までに施行された世界の主要競走が対象となっている。

・ワールドリーディングホースの発表について（ＪＲＡサイト内）
http://www.jra.go.jp/info/0607/20060720-top50.html