金沢競馬の2,000勝ジョッキー、渡辺壮騎手(38歳、平床良博厩舎)が引退することになった。通算成績は7,701戦2,086勝(その他、JRAで20戦1勝)。重賞勝ちは、白山大賞典4勝の他、ミスタールドルフで制したダービーグランプリ(93年、水沢)、ホシオーとのコンビ8勝など、合計114勝した。
昨秋に脳梗塞を患った渡辺騎手は、以後復帰に向けて懸命のリハビリ、トレーニングに励み、療養中の今年5月に行われたホシオーの引退式では、同馬の鞍上に騎手服姿で登場するまでに回復。競馬場に駆けつけたファンから大きな歓声があがっていた。
≪渡辺 壮騎手のコメント≫ ※金沢競馬公式サイトより |
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2005年10月21日の調教中に落馬し、脳梗塞と診断されました。左半身の自由を失い、以後、騎手復帰を目指して、リハビリ、トレーニングを続けてきましたが、私事、諸事情により、このたび引退を決意しました。
関係者の方々には大変お世話になっていながら申し訳ありません。21年間という長い間、ありがとうございました。21年の騎手生活の経験と感動をこれからの人生に活かして進んでいきたいと思います。
そして、長い間応援していただいたファンの皆様には大変感謝しております。本当にありがとうございました。
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2006.9.24 渡辺 壮 |
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