85年の「第5回ジャパンカップ」で、シンボリルドルフから1馬身3/4差の2着に入った、船橋の ロッキータイガー(牡)。86年の出走を最後に北海道で余生を過ごしていたが、4月2日に老衰で亡くなっていたことがわかった。享年26歳。
ロッキータイガーは、帝王賞、東京記念、ダイオライト記念等々、85年の南関東で大活躍。そして、地方馬に1頭与えられた出走枠で、桑島孝春騎手とともに出走した「第5回ジャパンカップ」……直線で世界の強豪を退けただけでなく、“皇帝”シンボリルドルフにも迫る勢いを見せ日本馬のワン・ツーを決めた立役者は、レース引き上げ時に優勝馬より大きな拍手と歓声でファンに迎えられた。
引退後は種牡馬として活躍も、ここ十数年は生まれ故郷であたたかく見守られながら余生を過ごしていた。
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『ロッキータイガー』生涯成績
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地方:24戦10勝、中央:1戦0勝 |
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主な勝鞍/ |
84年大井:東京王冠賞、 |
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85年大井:金盃、帝王賞、東京記念、 |
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85年船橋:報知グランプリカップ、ダイオライト記念 |
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