現役競走馬(ばんえい除く)最多出走回数記録を更新中のヒカルサザンクロス(高知:宗石大厩舎、セン14歳)は、8月5日(日)高知競馬第3競走「251カウントダウン2」に出走(3着)。95年10月のデビューから11年10ヶ月目で、益田競馬場に所属していたウズシオタロー(アラ系、牝、87年引退)が持つ最多出走回数記録(※)の「250戦」に並んだ。
※ NARの競走馬成績書が整備された1969年(昭和44年)以降の記録
【参考記録】
・春木競馬のコガネマル(アラ系)は昭和28年〜38年にかけて平地と障害で476戦
・ばんえいのトヨタカは昭和38年〜48年にかけて374戦
|
ヒカルサザンクロスはJRAからデビュー後、上山、金沢、高崎に移籍し、98年12月に当地へ転入。その間、ほとんど休むことなくコンスタントに走り続け、「無事是名馬(ぶじこれめいば)」の格言にふさわしい、“鉄人”ならぬ“アイアンホース”として、日々出走回数を積み重ねている。また、250戦までの総レース走行距離は「339,500メートル(339.5km)」で、これは東京〜新潟駅間の営業キロ数とほぼ同距離に匹敵する驚きの数字だ。
ダンスインザダークやフサイチコンコルドらと同世代の14歳馬。華やかな舞台に恵まれることは無かったが、彼を取り巻く全ての人々に支えられ、そして彼自身の強さに裏付けられ、今に至るキャリア。 そして、間近に迫った節目の時。新記録樹立に向け、大いに期待が高まっている。
なお、当サイト「Keiba.go.jp」では、ヒカルサザンクロス応援サイトを開設。同馬のプロフィールや、出走情報を掲載するほか、同馬の実使用蹄鉄など豪華賞品が当たるキャンペーンも実施中。どうぞご覧ください!
|