〔 NARグランプリ2007受賞馬・受賞者の一覧はこちら〕
栄えある2007年の“年度代表馬”には、ジャパンダートダービー(JpnT)を制し、JBC・東京大賞典(JpnT)でも2着に奮闘したフリオーソ(牡、船橋・川島正行厩舎)が選定された。
また、同馬は“サラブレッド3歳最優秀馬”にも、併せて選定されている。
“サラブレッド2歳最優秀馬”は、北海道2歳優駿(JpnV)を快勝したディラクエ(牡、北海道・成田春男厩舎)が受賞。
“サラブレッド4歳以上最優秀馬”は、地方所属馬として初めてJBC(スプリントJpnT)を優勝したフジノウェーブ(牡、大井・高橋三郎厩舎)が受賞。
また、同馬は“最優秀短距離馬”にも、併せて選定されている。
“アラブ最優秀馬”は、残念ながら該当馬なしという結果になった。
“ばんえい最優秀馬”は、頂上決戦のばんえい記念を含む、3つの記念レースを制したトモエパワー(牡、松井浩文厩舎)が受賞。
“最優秀牝馬”は、エンプレス杯(JpnU)、マリーンカップ(JpnV)を優勝し、牝馬限定競走2勝を挙げたトーセンジョウオー(牝、船橋・川島正行厩舎)が受賞。
“最優秀ターフ馬”は、2年連続の挑戦となったシンガポール航空国際カップ(GT)で2着に健闘し、地方全国交流のOROカップを制するなどの活躍を見せたコスモバルク(牡、北海道・田部和則厩舎)が受賞。
“特別表彰馬”は、ダートグレードGT・JpnT4勝(川崎記念・JBCクラシック・ジャパンカップダート・東京大賞典)を評価されたヴァーミリアン(牡、JRA・石坂正厩舎)及び、種牡馬として地方競馬の有力馬を数多く輩出したミルジョージ(牡、2007年死亡)、ワカオライデン(牡、2007年死亡)の3頭が選出された。
なお、特別表彰馬の3頭同時受賞は、NARグランプリ史上初となる。
“最優秀調教師賞”は、年度代表馬のフリオーソ、最優秀牝馬のトーセンジョウオーなどを管理する川島正行調教師(船橋)が6年連続、通算8回目となる受賞。
“最優秀騎手賞”は、385勝を挙げ、勝利数・収得賞金のいずれも圧倒的な全国1位に輝いた内田博幸騎手(大井)が4年連続4回目の受賞。
“優秀新人騎手賞”は、昨年1月のデビューながら、新人離れしたレースぶりで勝ち星を重ねた西謙一騎手(ばんえい)が受賞。
“優秀女性騎手賞”は、年間82勝と他の女性騎手に大きく差をつける活躍ぶりが評価された別府真衣騎手(高知)が受賞。
“ベストフェアプレイ賞”は、菅原勲騎手(岩手)が3度目の受賞となった。
“特別賞”には、地方競馬通算3,000勝を達成した小林俊彦騎手(岩手)、内田博幸騎手(大井)の2名が選ばれた。
なお、表彰式は2月7日(木)午後5時30分から都内のホテルで行われる。
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