国内競走馬の公式格付けである2007年JPNサラブレッド・ランキングが16日、発表されました。
全体のトップに立ったのは、4歳以上・芝のトップであり、ドバイデューティフリーなどGI3勝のアドマイヤムーンで125ポンド。これは07年の世界ランキング7位タイに相当(トップは仏マンデュロで131ポンド)するもので、芝部門に限れば同4位タイ。
同じ4歳以上・芝では、天皇賞の春秋制覇を果たしたメイショウサムソン、ジャパンC2着のポップロックが122ポンドで2位タイ。4年連続でトップ10入りの北海道・コスモバルクは20位タイ。
4歳以上・ダートは、国内GI・JpnI4戦4勝のヴァーミリアンがダート史上2位タイとなる118ポンドでトップ。前年2位だった船橋・アジュディミツオーは112ポンドで7位。地方馬初のJBC(スプリント)制覇を果たしたフジノウェーブは111ポンドで8位。
3歳・芝は64年ぶりに牝馬のダービー制覇となったウオッカが117ポンドでトップ。115ポンドの2位タイには、菊花賞を勝ったアサクサキングス、エリザベス女王杯などGI・JpnI3勝のダイワスカーレット、ロックドゥカンブの3頭。
3歳・ダートはジャパンダートダービーを制し、古馬相手のJBCクラシック・東京大賞典を2着と健闘した船橋・フリオーソが111ポンドでトップ。
2歳では、朝日杯フューチュリティSの勝ち馬ゴスホークケンが112ポンドでトップ。ダートでは、全日本2歳優駿を制したイイデケンシンが106ポンドでトップとなりました。
★JPNサラブレッド・ランキングとは… |
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JPNサラブレッド・ランキングは、各馬が発揮した能力を数字で表わしたレーティングをランキング化したものです。世界的にはワールドランキングとして発表されており、JPNサラブレッド・ランキングはその日本国内向け。JRAハンデキャッパー・NARレーティング担当者の共同作業で作成したレーティングを基礎として、海外での成績を加え、さらに1年間を通じたレースぶりを検証し若干の修正を行ったうえ、国際ハンデキャッパー会議の協議を経て決定したものです。 |
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