5月11日(日)、水沢競馬場で行われた地方全国交流重賞「
第34回シアンモア記念(ネオユニヴァース賞)」は、地元岩手10頭に船橋からの遠征2頭を加えた12頭立で争われ、2番人気の
ノムラリューオー(牡9歳、船橋:石井勝男厩舎)が、第3コーナーで早くも先頭に立つと、迫る後続勢を封じて優勝した。
勝ったノムラリューオーは、01年7月に船橋でデビューし、02年の京浜盃(大井)、黒潮盃(大井)を制すなど南関東3歳クラシックを沸かしたが、その後は不振が続き勝ち星から遠ざかっていた。
しかし、前走(4/2)の房の国オープン(船橋)で実に5年8カ月ぶりの勝利を納めると、その勢いで地方交流重賞を見事に勝ち取り、07年から同馬を管理している石井勝男調教師に嬉しい重賞初勝利をプレゼントした。
■ 第34回シアンモア記念 レース映像