高知県知事賞3勝(99年、01年、02年)など、数多くの重賞を制した高知競馬生え抜きの名馬、
ウォーターダグ(牡13歳、大関吉明厩舎)が、5月25日(日)
高知競馬第7競走「ダグ号ラストラン特別」(結果は8着)を最後に現役から引退した。
ウォーターダグは98年8月にデビュー。翌99年には全日本新人王争覇戦で兵庫の清水貴行騎手(引退)を優勝に導くなどの活躍を見せ、同年の高知県知事賞で重賞初制覇。その後も二十四万石賞(01年、03年)や珊瑚冠賞(02年)など、重賞8勝を挙げ、高知競馬を代表する1頭として名を馳せた。生涯成績は158戦35勝、今後は高知県南国市内の乗馬施設で余生を過ごす予定となっている。
■西川敏弘騎手(ウォータータグ号主戦)コメント
今日は最後まで良く走ってくれた。
一頭だけでもかわしたかったけど・・・。
ファンがあれだけ応援してくれて乗っていてうれしかったです 。
(ウォーターダグ号、)最後におつかれさまでした。
なお、この日はウォーターダグの名を冠した協賛レースが他にも2レース組まれ、第1競走の
ウォーターダグ号特別では、歴代地方競馬最多勝記録(51勝 ※)を保持する
エスケープハッチ(牡8歳、田中譲二厩舎)が優勝し、自身の持つ歴代1位の記録を「52勝」(78戦目)に塗りかえている。
(エスケープハッチ特集ページは
こちら)