7月19日(土)、高知競馬場で行われた重賞「
第5回トレノ賞(サラ系3歳以上、1300メートル)」は、
別府真衣騎手(20歳、別府真司きゅう舎)騎乗のロマンタッチ(牡6歳、打越初男きゅう舎)が馬群後方からロングスパートで脚を伸ばし、ゴール手前で先行勢を豪快に差し切って優勝。人馬ともに嬉しい重賞初勝利となった。
別府真衣騎手は、05年10月にデビュー。初騎乗初勝利を挙げると、その後も若手らしからぬ騎乗で勝ち星を重ね、NARグランプリ優秀女性騎手賞に2年連続(2006、2007)で選ばれたほか、レディースジョッキーズシリーズでも2年連続(2006、2007)総合2位の成績を残すなど、その活躍ぶりは目覚ましく、今回の重賞制覇で、更なる飛躍が期待される。
なお、過去には、宮下瞳騎手(愛知)〔02年 クリスタルカップ(名古屋競馬場)〕、池本徳子騎手(福山)〔99年 金杯(福山競馬場)〕、佐々木明美元騎手(北海道)〔96年 銀杯(岩見沢競馬場)〕などが重賞レースを勝利している。
◇別府真衣騎手のコメント(高知県競馬組合ニュースリリースより)
デビューして3年目になりますが、重賞に乗ることはあっても、なかなか好成績を残すことができませんでした。関係者の皆様、調教師の先生、厩舎の方が馬を良く仕上げてくれてこの成績を残すことができました。本当にうれしいです。ありがとうございました。
■ 第5回トレノ賞レース映像(地方競馬インターネット中継内)