国内競走馬の公式格付けであるJPNサラブレッド・ランキングの2008年上半期(1月1日〜7月31日)分が本日(6日)、発表されました。
4歳以上芝は日経賞を制したマツリダゴッホが121でトップとなりました。GIIとしては異例の高評価で、この数字は昨年の有馬記念を勝った時と同じとなります。2位は安田記念を圧勝した牝馬ウォッカ120で、牝馬の減量分を考慮すれば124ポンドとなり、実質的にはこちらが1位となります。3年連続でシンガポール航空国際Cに出走したコスモバルク(北海道)は111で26位タイ。3歳芝はNHKマイルカップと日本ダービーを制したディープスカイが117でトップ、皐月賞を逃げ切ったキャプテントゥーレは114で2位でした。
一方、4歳以上ダートはフェブラリーSを圧勝し、GI(JpnI)4連勝のヴァーミリアンが118ポンドでトップ。2位は115で川崎記念を制したフィールドルージュ。帝王賞を逃げ切ったフリオーソ(船橋)と、かしわ記念でGI(JpnI)2勝目を挙げたボンネビルレコードは113で4位タイ。3歳ダートはデビュー2戦目にして米GIIピーターパンSを制したカジノドライヴが113でトップ。ジャパンダートダービーの勝ち馬サクセスブロッケンは112で2位でした。
なお、ランキング詳細については『ウェブハロン』に掲載しておりますので、あわせてご覧ください。
★JPNサラブレッド・ランキングとは… |
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JPNサラブレッド・ランキングは、各馬の能力を数字に置きかえ表わしたレーティングをランキング化したものです。世界的にはワールドランキングとして発表されており、JPNサラブレッド・ランキングはその日本国内向け。JRAハンデキャッパー・NARレーティング担当者によって作成したレーティングを基礎として、海外での成績を加え、さらに上半期を通じたレースぶりを検証し若干の修正を行ったうえ、国際ハンデキャッパー会議の協議を経て決定したものです。 |
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