ダート競走振興会議(事務局:NAR地方競馬全国協会 競走関連部)は、ダートグレード競走の格付けについて下記のとおり発表した。
【ダート競走振興会議ニュースリリースより抜粋】
2009年以降に実施されるダートグレード競走については、新たに発足する「日本グレード格付け管理委員会」において格付けされることになりました。これにより、1997年以降の競走を格付けしてきた「ダート競走格付け委員会」は解散いたします。
日本のパートT国昇格に伴い、従来IRPAC(国際格付け番組企画諮問委員会)が決定していた日本の国際競走の格付けは、2009年の競走から他のパートT国同様、国際承認を得た自国の格付け委員会において決定されます。
※本件の国際的な手続きについては、本年12月上旬に開催されるSITA(国際サラブレッド競売人協会)会議において正式に決定される予定です。
これを受け、日本では新たな格付け委員会として、格付け機関を一本化した「日本グレード格付け管理委員会」が発足。ダートグレード競走についても、同委員会において、国際競走の「G」格付けと併せて国際競走以外の「Jpn」格付けがなされることになりました。
なお、「ダート競走格付け委員会」の解散を受け、全国的見地からダート競走の体系化等について検討する機関として、「ダート競走振興会議」が新たに発足しました。第1回振興会議は10月下旬に開催され、ダート格付け競走は同会議での検討結果が各主催者に提言され、10月31日に行われる予定の日本グレード格付け管理委員会に申請手続きが取られます。
2009年のダート競走の格付けは、11月中旬の発表を予定しています。
◆Jpn格付け基準 レース・レーティング等、これまでと同じです。
◆Jpn格付け表記 「JpnT〜V」となり、これまでと同じです。
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