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2008/12/25
第41回 日本プロスポーツ大賞の受賞者決定

 財団法人「日本プロスポーツ協会」は24日、第41回日本プロスポーツ大賞の受賞者を発表し、地方競馬からは功労賞に川原正一騎手(兵庫)、新人賞に川島正太郎騎手(船橋)がそれぞれ選出された。

 同賞は、我が国のプロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年より毎年開催されているもので、日本スポーツ各界の成績優秀者のみが選ばれる大変名誉あるものとして知られている。

 功労賞を受賞した川原正一騎手(49歳、兵庫:曾和直榮厩舎)は、76年のデビュー以来32年のキャリアで、積み重ねた勝利は3400を超える。重賞制覇も80回に迫り、地方競馬が誇る名手として揺るぎない評価を得ている。97年にはWSJSに地方競馬代表として出場し、4戦2勝と抜群の成績で総合優勝を果たしたことで称賛を集めた。

 新人賞を受賞した川島正太郎騎手(18歳、船橋:川島正行厩舎)は、騎手層の厚い激戦区である南関東において、デビュー2戦目で初勝利を挙げるや、瞬く間に頭角を現し、新人騎手としては驚異ともいえる20%近い勝率を残している。また、ダートグレード競走(クラスターカップ)を初騎乗で制するなど、その内容も濃く、地方競馬の未来を担う一人として期待されている。

 なお、授賞式は12月25日(木)に都内のホテルで実施される予定。