国内競走馬の公式格付けである2008年
JPNサラブレッド・ランキングが本日(14日)、発表されました。
4歳以上芝はジャパンCを制した
スクリーンヒーローが122でトップとなりました。日経賞を圧勝した上半期のトップ、
マツリダゴッホは121で2位。3位は安田記念を圧勝した牝馬
ウオッカ120で、牝馬の減量分を考慮すると124となり、実質的にはウオッカがトップとなります。牝馬として37年ぶりに有馬記念を制した
ダイワスカーレットは、ウオッカと1ポンド差の119。3年連続でシンガポール航空国際Cに出走した
コスモバルク(北海道)は111で36位タイとなり、地方馬初の6年連続ランクイン。
一方、
4歳以上ダートはジャパンCダートと東京大賞典を連勝した
カネヒキリが119で、06年以来2年ぶりのトップ奪回。2位はフェブラリーSとJBCクラシックを制し、GI(JpnI)6勝目を挙げた昨年トップの
ヴァーミリアンで118。昨年の3歳ダート1位だった
フリオーソ(船橋)は帝王賞を制し、113で6位タイ。
3歳・芝はNHKマイルC→ダービーの変則2冠馬であり、古馬相手にジャパンC2着の
ディープスカイが121でトップ。菊花賞が重賞初勝利となった
オウケンブルースリが2位119、皐月賞を逃げ切った
キャプテントゥーレは3位114。
3歳・ダートはジャパンダートダービーを制し、古馬相手のJBCクラシックを2着と健闘した
サクセスブロッケンが114でトップ。米GIIピーターパンSを制した
カジノドライヴは113で2位。
2歳は、朝日杯フューチュリティSの勝ち馬
セイウンワンダーとラジオNIKKEI杯の勝ち馬
ロジユニヴァースが112でトップ。ダートでは、全日本2歳優駿を制した
スーニが110でトップとなりました。
なお、ランキング詳細については『
ウェブハロン』に掲載しておりますので、あわせてご覧ください。
★ JPNサラブレッド・ランキングとは…
JPNサラブレッド・ランキングは、各馬の能力を数字に置きかえ表わしたレーティングをランキング化したものです。世界的には
ワールドランキングとして発表されており、JPNサラブレッド・ランキングはその日本国内向け。JRAハンデキャッパー・NARレーティング担当者によって作成したレーティングを基礎として、海外での成績を加え、さらに1年間を通じたレースぶりを検証し若干の修正を行ったうえ、国際ハンデキャッパー会議の協議を経て決定したものです。