11月3日(祝・火)、ダート競馬の祭典「第9回JBC JpnI(スプリント・クラシック)」が、05年以来2度目となる名古屋競馬場で行われた。
冬を思わせる肌寒い気温ながら、多数のファンが場内を埋めつくし、熱気に包まれる中、まずは電撃の7ハロン戦、JBCスプリント(1,400m)のゲートが開き、
好位から直線で力強く抜け出したJRA所属の
スーニ
(牡3歳、川田将雅騎手、吉田直弘厩舎)が、1番人気に応えて優勝。
昨年の全日本2歳優駿に続き、JpnI2勝目を挙げた。
スプリントの興奮も冷めやらぬまま、程なくファンファーレを迎えたダートの中距離王決定戦、JBCクラシック(1,900m)。
道中3番手でじっくりとレースを進めたJRA所属の
ヴァーミリアン
(牡7歳、武豊騎手、石坂正厩舎)が直線でインに入ると、逃げるマコトスパルビエロ、外から迫るワンダースピードとの3頭横一線の争いを制し、JBCクラシック3連覇(※)の偉業を成し遂げた。
※ JBCクラシック3連覇はアドマイヤドン(02〜04年)に次ぎ2頭目
今年もダートキングの誕生に沸いた第9回JBC。
そして、その興奮は船橋競馬場で行われる来年の第10回JBCへと続いていく。
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第9回JBCスプリントレース成績/映像
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第9回JBCクラシックレース成績/映像