平地の国内最多出走記録(※)を更新中の ダイナブロス(牡13歳、高知:田中守厩舎)は、デビューからの通算出走回数がこれまでに299戦となり、大台の300戦目まであと「1」に迫っている。
※ NARの競走馬成績書が整備された1969年(昭和44年)以降の記録
【参考記録】
・春木競馬のコガネマル(アラ系)は昭和28年〜38年にかけて平地と障害で476戦
・ばんえいのトヨタカは昭和38年〜48年にかけて374戦 |
ダイナブロスは98年に県営新潟競馬からデビュー後、岩手や上山競馬などを経て、03年12月に高知へ転入。その後もコンスタントに出走回数を重ね、08年11月には、それまでの記録を保持していたヒカルサザンクロス(高知)の「266戦」を超え、約11年6カ月にわたり299戦を走破。
その間、長期の休養はほとんどなく、これまでの総レース走行距離は高知〜京都駅間のJR営業キロ数に匹敵する「405,350メートル(405.35km)」に達している。
なお、注目の次走は高知競馬の年末年始(12/31〜1/2)開催となる予定で、まさに「無事是名馬(ぶじこれめいば)」の代名詞ともいうべき同馬の300戦目は見逃せない一戦となりそうだ。
【参考】平地競走馬出走回数上位5傑 (2009.12.12現在)
順位 |
馬 名 |
所属 |
出走回数 |
現役/引退 |
1 |
ダイナブロス |
高知 |
299 |
現役 |
2 |
ハッピーコマチ |
高知 |
268 |
引退 |
2 |
キクノガイア |
愛知 |
268 |
現役 |
4 |
ヒカルサザンクロス |
高知 |
266 |
引退 |
5 |
アイエスリリー |
笠松 |
257 |
現役 |
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