12月31日(木)、高知競馬第5競走に平地の国内最多出走記録(※)を更新中の
ダイナブロス(牡13歳、高知:田中守厩舎)が
森井美香騎手とのコンビで出走(
3着)。これによりデビューからの通算出走回数は大台の「300」に到達した。
ダイナブロスは98年に県営新潟競馬からデビュー後、岩手や上山競馬などを経て、03年12月に高知へ転入。その後もコンスタントに出走回数を重ね、08年11月には、それまでの記録を保持していたヒカルサザンクロス(高知)の「266戦」を超え、約11年6カ月にわたり300戦を走破。
その間、長期の休養はほとんどなく、これまでの総レース走行距離は高知〜京都駅間のJR営業キロ数に匹敵する「406,650メートル(406.65km)」に達している。
2009年の大晦日。同馬を支え続けた関係者の努力と、ファンの声援に後押しされ、高知の“アイアンホース”は、節目の一戦を駆け抜けた。
※ NARの競走馬成績書が整備された1969年(昭和44年)以降の記録
【参考記録】
・春木競馬のコガネマル(アラ系)は昭和28年〜38年にかけて平地と障害で476戦
・ばんえいのトヨタカは昭和38年〜48年にかけて374戦
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高知けいばオフィシャルサイト
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ダイナブロス(高知)300戦目まであと1走に(2009.12.16付トピックス)