国内競走馬の公式格付けである
2009年JPNサラブレッド・ランキングが本日(13日)、発表されました。
4歳以上芝は秋に天皇賞、マイルチャンピオンシップを制した
カンパニーと宝塚、有馬の両グランプリを制した
ドリームジャーニーが122でトップとなりました。ジャパンCでハナ差2着の
オウケンブルースリが121で3位。4位は
ディープスカイと
ウオッカが120ですが
ウオッカは牝馬の減量分を考慮すると124で実質的なトップ。これで3歳時から3年連続で牡馬を含めてのトップとなりました。
4歳以上ダートはかしわ記念、南部杯、ジャパンCダートとGI/JpnIを3連勝した
エスポワールシチーが118でトップ。2位は前年のトップで、JBCクラシックを3連覇した
ヴァーミリアンとフェブラリーS、東京大賞典を制した
サクセスブロッケンが117。地方馬のトップは今年も
フリオーソ(船橋)で6位タイとなる114。
3歳芝はダービー馬
ロジユニヴァースが118でトップ。
ブエナビスタが117で続きますが、4歳以上芝部門の
ウオッカと同様牝馬の減量分を考慮すると121で実質的なトップとなります。
3歳ダートはJBCスプリントを制した前年の2歳ダート部門トップの
スーニと好メンバーの武蔵野Sを快勝した
ワンダーアキュートが112でトップ。
2歳は、朝日杯フューチュリティSの勝ち馬
ローズキングダムが114でトップ。ダートでは、牝馬ながら全日本2歳優駿を制した
ラブミーチャン(笠松)が105でトップとなりました。
★ JPNサラブレッド・ランキングとは…
JPNサラブレッド・ランキングは、各馬の能力を数字に置きかえ表わしたレーティングをランキング化したものです。世界的には
ワールドランキングとして発表されており、JPNサラブレッド・ランキングはその日本国内向け。JRAハンデキャッパー・NARレーティング担当者によって作成したレーティングを基礎として、海外での成績を加え、さらに1年間を通じたレースぶりを検証し若干の修正を行ったうえ、国際ハンデキャッパー会議の協議を経て決定したものです。