11月16日(火)に金沢競馬場で開幕した女性騎手ナンバーワン決定戦『LJS(レディースジョッキーズシリーズ)2010』。
第1ラウンドとなる金沢ラウンドは、2年ぶりの総合優勝を目指す別府真衣騎手(高知)の優勝で幕を閉じたが、当日の最終レース終了後に、“もう一つのLJS”レディースジョッキーローズカップが行われた。
これは、「金沢ちびうま団*」の企画により実施されたもので、参加者はLJS出場騎手4名(宮下瞳騎手・山本茜騎手・平山真希騎手・皆川麻由美騎手)に加え、小学生の奥村あきさん、元騎手の赤見千尋さんら総勢6名。
最終レース終了後とは思えないほど多くの観客が見つめる中、レースがスタート。
能力ハンデにより最後方からスタートした赤見騎手のフラワーカンパニー号が、ゴール前で抜け出して快勝し、残る人馬も無事にゴール。レース後には関係者を交えて記念撮影なども行われ、場内は温かい雰囲気に包まれていた。
ちびうま団の企画イベントは、今回が第4弾とのこと。また、このような楽しいイベントが企画されることを期待したい。
*金沢ちびうま団・・・平成21年10月、金沢競馬の新たなファン層を獲得し、家族で楽しめる競馬場づくりを目的に、調教師・騎手・獣医・装蹄師・きゅう務員などで組織された。競馬場内でのポニー競走等のイベントのほか、小学校等での触れ合い教室(乗馬体験)などの活動も行っている。
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