財団法人日本プロスポーツ協会が実施する『2010年 第43回日本プロスポーツ大賞』の功労賞及び新人賞に、地方競馬からばんえいの藤本匠騎手(功労賞)、佐賀の清水裕一騎手(新人賞)がそれぞれ選出された。
同賞は、我が国のプロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年より毎年開催されているもので、日本スポーツ各界の成績優秀者のみが選ばれる大変名誉あるものとして知られている。
なお、日本プロスポーツ大賞の「大賞」を含む全受賞者は、日本プロスポーツ協会から後日発表される予定。
【受賞者紹介】
◇功労賞:
藤本匠騎手(48歳、ばんえい:岩本利春厩舎)
1983年のデビューから27年余のキャリアを誇り、本年、ばんえい競馬史上2人目となる通算3000勝の偉業を達成した。重賞競走も最高峰のばんえい記念を含め45勝と、まさに第一人者としてばんえい競馬を牽引する存在である。
◇新人賞:
清水裕一騎手(23歳、佐賀:九日俊光厩舎)
2009年4月のデビュー当初は成績が伸び悩んだが、まじめな性格と騎乗技術向上への真摯な姿勢から周囲の信頼も徐々に高まり、今季は36勝と急速に頭角を現した。勝利の積み重ねが自信を生み、大きな飛躍が期待される一人である。