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2011/01/01
地方競馬全国協会より新年のご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。この一年が皆様にとって喜びに満ちたものとなりますようお祈り申し上げます。

 さて、私ども地方競馬は相変わらず厳しい状況にありますが、2011年の年頭にあたり、厳しい中にも前向きな、活気に満ちたご挨拶をさせていただきたいと思います。

 先般、中央競馬・地方競馬の相互発売の拡大について、今後の取り組みをご披露させていただきました。克服すべき課題は多々ありますが、我が国の「競馬」として協力しながら発展していきたいという思いを込めた取り組みです。実現は来年以降となりますが、本年はこれに向けて邁進する所存です。

 もちろん、発売体制が充実しても、実際に皆さまに買っていただく商品は「競走」です。競走の充実があってこそ、この取り組みに魂が入るということは忘れてはなりません。その意味では、地方競馬の看板競走であるJBCに新たに「レディスクラシック」が加わり、三つのカテゴリーのチャンピオンを決する、まさに「競馬の祭典」となることや、東京大賞典が国際競走となることなどは、競走の充実策の成果とすることができると思います。他にも、交流重賞競走の増設や企画競走のラインナップの充実なども図り、皆さまにより楽しんでいただける地方競馬を目指す一年としたいと考えております。

 また、当協会のホームページについても、皆さまが知りたい情報を、迅速かつ正確にお伝えできるよう取り組んでまいります。

 地方競馬に対する皆さまのなお一層のご声援をお願い申し上げます。

2011(平成23)年1月1日
NAR地方競馬全国協会 理事長 仲田和雄