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“年度代表馬”には、JRAの強豪を相手に帝王賞(JpnI)を圧勝するなど、ダートグレード競走で年間を通じて活躍を見せたフリオーソ(牡、船橋・川島正行厩舎)が選定された。なお、同馬は07年、08年に続き、3度目の年度代表馬となった。
また、同馬は“4歳以上最優秀馬”も併せて受賞している。
“2歳最優秀馬”は、北海道2歳優駿(JpnIII)の優勝に加え、兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)でも2着に健闘するなど、その強さが光ったカネマサコンコルド(牡、北海道・堂山芳則厩舎)が受賞。
“3歳最優秀馬”は、ジャパンダートダービー(JpnI)を制し、3歳ナンバーワンに輝いたマグニフィカ(牡、船橋・川島正行厩舎)が受賞。
“ばんえい最優秀馬”は、最高峰レースのばんえい記念を制すなど、特に高重量戦で力を発揮したニシキダイジン(牡、槻舘重人厩舎)が受賞。
“最優秀牝馬”は、TCK女王盃(JpnIII)の優勝が評価されたユキチャンが受賞。
“最優秀短距離馬”は、1000m戦で行われたJBCスプリント(JpnI)で2着に入り、そのスピードをアピールしたナイキマドリード(牡、船橋・川島正行厩舎)が受賞。
“最優秀ターフ馬”は、残念ながら該当馬なしとなっている。
“ダートグレード競走特別賞”は、JBCクラシック(JpnI)、東京大賞典(JpnI)と2つのビッグタイトルを制した中央競馬のスマートファルコン(牡、栗東・小崎憲厩舎)が選定された。
“特別表彰馬”は、地方所属馬として初の海外GI優勝(06年シンガポール航空国際カップ)という快挙を成し遂げるなど、ホッカイドウ競馬の星として幾多の活躍を見せ、2010年に引退が発表されたコスモバルクが受賞した。
“最優秀勝利回数調教師賞”は、年間238勝を挙げた田中守調教師(高知)、
“最優秀賞金収得調教師賞”はフリオーソなどを擁し2010年も他の追随を許さなかった川島正行調教師(船橋)、“
“最優秀勝率調教師賞”は3割6分超の勝率を残した出川克己調教師(船橋)がそれぞれ選定された。
なお、“殊勲調教師賞”は該当がなかった。
“最優秀勝利回数騎手賞”と“最優秀賞金収得騎手賞”は、年間310勝を挙げ、16億円を超える賞金を獲得した(いずれも中央競馬での成績を含む)戸崎圭太騎手(大井)、
“最優秀勝率騎手賞”は、赤岡修次騎手(高知)が他を圧倒し、それぞれ2年連続となる受賞。
また、“殊勲騎手賞”には、九州の所属騎手としては1985年の有馬騎手(当時中津)以来となる地方競馬リーディングに輝いた山口勲騎手(佐賀)が選定された。
“優秀新人騎手賞”は、騎乗技術の向上著しくメキメキと頭角を現して勝ち星を重ねた清水裕一騎手(佐賀)が受賞。
“優秀女性騎手賞”は、互いに譲らぬ優秀な成績を収めた山本茜騎手(愛知)と別府真衣騎手(高知)のダブル受賞となった。
“ベストフェアプレイ賞”は、激戦区の兵庫地区でフェアな騎乗を続けた田中学騎手(兵庫)が初受賞。
“特別賞”には、2010年に通算3000勝の偉業を達成した藤本匠騎手(ばんえい)が選定された。
なお、表彰式は2月3日(木)、都内のホテルで行われる。
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