2010年の地方競馬で活躍した馬及び厩舎関係者を表彰する「NARグランプリ2010」が、2月3日(木)午後5時30分から、東京・目黒の目黒雅叙園『舞扇』において、鹿野道彦農林水産大臣をはじめとするご来賓、抽選で選ばれたファン60名を含む、関係者約300人の出席のもと行われた。
1991年2月に行われた「NARグランプリ’90」から数えて21回目となる今年のNARグランプリ。地方競馬の優れた人材を顕彰する表彰者部門では、川島正行調教師(船橋/最優秀賞金収得調教師賞)、戸崎圭太騎手(大井/最優秀勝利回数・賞金収得騎手賞)、藤本匠騎手(特別賞)など、2010年の地方競馬を象徴する豪華な顔ぶれが式典会場を賑わした。
また、表彰馬部門では、NARグランプリ史上初となる3度目(07年、08年、10年)の年度代表馬に輝いたフリオーソ(船橋)をはじめ、ダートグレード競走特別賞に選ばれたスマートファルコン(JRA)、特別賞のコスモバルクなど、各馬の関係者に記念のトロフィーが贈られた。
式典に続いて行われた祝賀会席上では、父母娘による北海優駿制覇を達成したクラキングオー、クラシャトル、クラキンコの生産者である「倉見牧場」に対し、NAR理事長から記念品が贈呈されたほか、園田・姫路競馬の実況を半世紀以上にわたり務めている吉田勝彦アナウンサーが特別ゲストとして登場する一幕も。
会場全体が祝福ムードに包まれるなか、受賞者たちは今年の更なる躍進を誓い合い、祝賀会は最高潮のまま閉会した。
なお、今回の受賞者・受賞馬の詳細については
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