元宇都宮競馬所属の3000勝ジョッキーで、現在は韓国の釜山慶南競馬場(プサン・キョンナム競馬公園)を活動拠点に期間限定騎乗をしている「Mr.PINK」こと内田利雄騎手(49歳)が、現地時間3日に行われたKRAカップマイル(韓国G2、3歳、ダート1,600メートル)でSOSEULDAEMUN号(牡3歳)に騎乗し、単勝4番人気の同馬を見事優勝に導いた。
なお、日本人騎手による同レース制覇は、2009年に西村栄喜騎手(荒尾)がSANGSEUNG ILRO号で優勝して以来、2人目となる。
内田騎手が騎乗したSOSEULDAEMUNの父は、岩手競馬が生んだ名馬・メイセイオペラ。同馬は現在韓国で種牡馬生活を送っているメイセイオペラの「韓国における初年度産駒」であり、その産駒が韓国重賞を勝つのは今回が初めてとのこと。
【内田利雄騎手のコメント】
「韓国で初めて重賞を勝つことができました。感無量です。メイセイオペラの子供で勝てたことが、なにより嬉しい。厳しい調教に耐えてくれた馬に、感謝しています。岩手競馬のみなさんに、よろしくお伝えください」
〔情報提供:井上オークス氏/写真提供:KRA韓国馬事会〕