福山けいば所属の
モナクカバキチ(アラ系、牡12歳、荻田恭正厩舎)は、7月24日(日)福山競馬第3競走で1着となり、通算54勝目を挙げた。これは、08年に引退したエスケープハッチ(高知競馬所属)が樹立した地方競馬平地最多勝記録(※)に並ぶ数字となる。
モナクカバキチは2001年10月に福山競馬でデビュー。その後、次々と勝ち星を重ね、愛知や荒尾などにも活躍の場を移しながら、数少ないアラブ系競走馬として、12歳になる現在まで息の長い競走生活を続けている。
今回の勝利は、前走に続く2連勝だっただけに、最多勝記録更新がかかる次走はファンの期待を一身に集める一戦となりそうだ。
※ ばんえい歴代1位:トーオクオー(294戦104勝)
※ NARが設立され馬登録の統一化が図られた1962年(昭和37年)以降の記録
【参考記録】 (1962年以前では下記のような記録が伝えられている)
・ダイニホウシュウ(アラ系、牡)国営で44勝、地方で6勝の計50勝
・フクパーク(アラ系、牡)地方で52勝、中央で10勝の計62勝(中央時代の馬名は「キノピヨ」で、うち5勝は障害)