先に引退を発表していた
宮下瞳騎手(34歳、愛知:竹口勝利厩舎)の引退記者会見が、8月16日(火)名古屋競馬場で行われた。
2005年に吉岡牧子騎手(益田)の350勝を更新して女性騎手歴代最多勝騎手となった同騎手は、その記録を626勝(国内、他に韓国で56勝)までのばし、地方競馬全国協会の全国表彰であるNARグランプリで優秀女性騎手賞を8回受賞、2007年にレディースジョッキーズシリーズ総合優勝、2009年には韓国釜山での
KRA国際女性騎手招待競走優勝など、輝かしい記録を残しての引退となった。
会見で、報道陣を前に師匠である竹口調教師や夫の小山信行騎手への感謝を述べた宮下騎手は、印象に残るレースとして騎手生活ただ一度のガッツポーズが自然に出たというKRA国際女性騎手招待競走と、夫婦で1着同着となったレース(
2006年6月6日名古屋競馬第2競走)をあげ、また、後進の女性騎手に対して「競馬は男女の別なく努力が結果につながる世界。ぜひ頑張って欲しい」とエールを送った。
◇ 会見の模様は、
名古屋競馬オフィシャルサイトから動画(
こちら)でご覧いただけます。