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2011/08/27
宮下瞳元騎手の引退セレモニーが行われる

 女性騎手の第一人者として活躍し、8月16日付で約16年間の現役生活に別れを告げた宮下瞳元騎手(34歳、愛知:竹口勝利厩舎)の引退セレモニーが、8月26日(金)、名古屋競馬場ウィナーズサークルで行われた。

 最終レース終了後にも関わらず、多くのファンが集まったセレモニーでは、所属の竹口勝利調教師、宮下元騎手のご両親やご主人(小山信行騎手)からの花束贈呈、主催者をはじめとした関係団体からも花束・記念品が贈られたほか、場内ビジョンでは現役時代の記念映像が放映され、女性騎手歴代最多勝記録となる地方通算626勝(他に韓国で56勝)を挙げ、地方競馬全国協会の全国表彰であるNARグランプリで優秀女性騎手賞を8回受賞、韓国釜山でのKRA国際女性騎手招待競走優勝(2009年)やレディースジョッキーズシリーズ2007総合優勝など、幾多の輝かしい成績を残した宮下元騎手の功績を讃えた。

【宮下瞳元騎手 セレモニーでのメッセージ】
 「16年間の長いようで短かった騎手生活を送ってこられたのは、ファンの皆様、(調教師の)先生方、騎手仲間の支えがあったからだと思います。この16年間の騎手生活に悔いはありません。626勝という数字については今でも実感がありませんが、これだけの勝ち星を挙げられたのも周りのみなさんのおかげだと思っています。本当に幸せな騎手生活でした。女性である私を、他の男性ジョッキーと分け隔てなく応援してくださってありがとうございました。私もこれからは一ファンとして名古屋競馬を応援していきますので、ファンのみなさん、これからも名古屋競馬をどうぞよろしくお願いします」

名古屋けいばオフィシャルサイト
宮下瞳騎手(愛知)引退記者会見(当サイト8/16付トピックス)

ファンの前で最後の騎手服姿を披露
竹口調教師からの花束贈呈

ご両親もセレモニーに出席
ご主人の小山騎手とともに

騎手仲間との記念撮影
サインの依頼にも快く応じる

前日の秋桜賞ではプレゼンターを務めた
16年間お疲れさまでした