JRA所属の福永祐一騎手が9月12日(月)、盛岡競馬場を訪れたファンに豚丼を振る舞った。

　これは、8月15日(月)に行なわれた、騎手対抗戦“JRA vs 岩手競馬”で優秀騎手賞を受賞し、JA全農いわてより「いわて純情豚１頭分」「江刺金札米ひとめぼれ１年分」を副賞として贈られた同騎手の『是非、岩手のファンの皆様に還元したい』との強い想いから実現したもの。

　福永騎手は、400人分の豚丼をファン一人ひとりへ手渡しながら、集まったファンからの握手やサインに応じていたほか、トークショーも行い、先日の騎手交流競走の話題や、東日本大震災被災地への想いなどを、ファンの皆様の前で語った。


【福永騎手のコメント】(岩手県競馬組合発表資料より)
　「副賞が、家で食べられる量ではないので(笑)、それなら『競馬場で振舞うことが出来たらいいなあ』と話したところ、盛岡競馬場の方も含め、周囲の方々に、実現に向けて協力して頂き、実現することができました。
振る舞いの企画は初めてで、どうなるのか不安な面もありましたが、全部皆さんに配ることが出来ましたし、本当に良かったです。
また、集まっていただいたファンの皆様から、『ありがとう』というお礼や、『リーディーング取って…』などの激励も沢山頂き、直接ファンの皆様と触れ合う機会もあまりないので、自分にとっても良かったです。
地方と中央という違いはありますけど、同じ競馬をやっている人間として、お互い協力して競馬を盛り上げていかなければならないと思いますし、僕は僕で毎週のレースでいい結果を出して、その中で色々な形で社会に還元できれば良いと思っています。
そして、色々な人と交流することで、出来ることもどんどん増えていくと思いますので、小さな輪を大きな輪にどんどん広げていきたいと思っています。微力ですが、これからも何か自分に出来ることを続けていきたいです。」