12月20日(火)、2011年度 第44回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞(主催:財団法人日本プロスポーツ協会)の授賞式が東京都内のホテルで行われ、地方競馬からは功労賞に選出された山中利夫騎手(金沢)、新人賞に選出された島津新騎手(ばんえい)がそれぞれ出席した。
同賞は、我が国のプロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年より毎年開催されているもので、日本スポーツ各界の成績優秀者のみが選ばれる大変名誉あるものとして知られている。
今回「大賞」に輝いた “なでしこジャパン” など、スポーツ各界の名選手が一堂に会し、華やかな雰囲気のなかで授賞式が執り行われ、地方競馬の2騎手にも表彰状と記念の盾が贈られた。
【受賞者紹介】
功労賞:
山中利夫(やまなかとしお)騎手(62歳、金沢:井樋一也厩舎)
1967年に春木競馬場(大阪府)でデビュー、その後紀三井寺競馬場(和歌山県)などを経て現在金沢競馬場で騎乗している。44年を超えるキャリアは、2800を超える勝利と数々の重賞制覇で彩られ、この6月には、地方競馬歴代最高齢騎乗記録を更新した。
新人賞:
島津新(しまづあらた)騎手(21歳、ばんえい:岩本利春厩舎)
本年1月8日のデビュー戦を勝利で飾るや、新人騎手とは思えない驚異的なペースで勝ち鞍を積み重ね、12月12日現在85勝、10月には重賞タイトルも手にした。まさに、地方競馬、そしてばんえい競馬の未来を担うべき一人である。
新人賞受賞(島津騎手)
新人賞集合写真(島津騎手は右から5番目)
功労賞(山中騎手)
功労賞集合写真(山中騎手は右から2番目)
地方競馬受賞者の2ショット(左から島津騎手、山中騎手)
地方・中央競馬の受賞者
左から川須騎手(中央・新人賞) 福永騎手(中央・功労賞) 池江元調教師(中央・文部科学大臣顕彰)
島津騎手(地方・新人賞) 山中騎手(地方・功労賞)