財団法人日本プロスポーツ協会が実施する『2012年第45回日本プロスポーツ大賞』の功労賞及び新人賞に、地方競馬から佐賀の山口勲騎手(功労賞)、北海道の阿部龍騎手(新人賞)がそれぞれ選出された。
同賞は、我が国のプロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年より毎年開催されているもので、日本スポーツ各界の成績優秀者のみが選ばれる大変名誉あるものとして知られている。
なお、日本プロスポーツ大賞の「大賞」を含む全受賞者は、日本プロスポーツ協会から後日発表される。
【受賞者紹介】
◇功労賞:
山口勲(やまぐちいさお)騎手(42歳、佐賀:東眞市厩舎)
1987年のデビュー以降着実に勝利を重ね、本年8月に地方競馬通算3,000勝を達成。2010年には、九州を主戦場とする騎手では25年振りとなる地方競馬全国リーディングに輝くなど、第一人者として揺るぎない地歩を築いている。
◇新人賞:
阿部龍(あべりゅう)騎手(17歳、北海道:角川秀樹厩舎)
本年4月25日にデビュー、翌日には初勝利をあげてその素質の片鱗を見せるや、勝鞍を50を超えるまでに伸ばし、重賞競走にもコンスタント騎乗するまでに周囲の信頼を高めた。地方競馬の将来を担う一人として嘱望される存在である。