韓国で初の国際競走として、韓国馬事会(KRA)と大井競馬(TCK)の交流競走として行われる、第21回SBS ESPN杯 韓日競走馬交流競走(9月1日ソウル競馬場)の開催を記念した歓迎晩さん会が、31日にソウル市内のホテルで行われた。
日韓双方の同レース出走の関係者をはじめ、TCK、KRA、韓国競馬を管轄する農林部の関係者などが出席した晩さん会は、終始なごやかに行われ、出席者は、日韓の関係者の尽力によってこの競走が実現したことを祝うとともに、明日の健闘を誓っていた。
主な出走馬関係者のコメントは以下の通り。
トーセンアーチャー(TCK)
橋本和馬調教師
環境が変わるので馬には気を遣ったが、こういうことに挑戦することは厩舎の士気も上がり、雰囲気も良くなるので、明日は頑張りたい。
的場文男騎手
(騎手生活は)10月で40年になるが、海外での騎乗は初めてです。
韓国競馬はレベルが低いのかと思っていたが、実際は競馬は盛んで、売り上げも賞金も高い、これからどんどんレベルアップしていき、国際的に通用する競馬になっていくだろうと感じている。
大井を代表して3頭できたので、できれば韓国の馬には負けないで帰りたい。
ビッグガリバー(TCK)
藤田輝信調教師
ここまでの馬の調整は100点。
ビッグガリバーが勝つことを期待している。大井の代表として選ばれた一頭なので、ぜひ勝って帰りたい。
柏木健宏騎手
映像で韓国競馬を見たが、競馬は難しそうな印象。どのような競馬を見せてくれるか楽しみ。
馬のレベル差はわからないが、馬は絶好調と聞いているので、頑張りたい。
大井の代表として負けられないので、応援お願いします。
ファイナルスコアー(TCK)
荒山勝徳調教師
記念すべき最初の国際交流競走に出場できるのは光栄。出るからには結果を出したいと思っている。初めてづくしで馬も大変だったと思うが、日本で応援してくれているファンのためにもいい結果を報告したい。がんばります。
真島大輔騎手
いい機会をいただけてうれしく思う。
(韓国競馬の印象は)騎手同士が激しいと聞いているので、負けないように乗りたい。
十分勝てる素質を持った馬なので、負けないように導きたい。
インディアンブルー(KRA)
倉兼育康騎手(高知所属・ソウルにて期間限定騎乗中)
どういう競馬になるか楽しみにしている。
初めての交流レースに参加できるのは自分も光栄。少しでもいい成績を残したい。
(日韓の馬が)お互いにいい競馬ができたらいい。
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