2歳王者を決める朝日杯フューチュリティステークスGT(12月15日JRA中山競馬場・芝1600m)に、地方競馬所属のプレイアンドリアル(川崎・河津裕昭厩舎)が出走する。
13日にはJRAより枠順が発表され、同馬は7枠13番、柴田大知騎手(JRA)騎乗で、地方競馬所属馬初のJRA芝GT制覇を狙う。
【プレイアンドリアル】
父:デュランダル 母:シルクヴィーナス 生産:新冠・森牧場 馬主:岡田繁幸氏
ホッカイドウ競馬の田部和則厩舎所属として本年8月15日に門別競馬場でのデビュー戦と、続く盛岡競馬場でのジュニアグランプリ(9月22日 芝1600m)をともに快勝。
3戦目でJRA初挑戦となった東京スポーツ杯2歳ステークスGV(11月16日 芝1800m)は惜しくも敗れたが、レコード勝ちしたイスラボニータにタイム差無しのクビ差2着。最後の直線では一時は先頭に立ち、イスラボニータとの一騎打ちを演じた。
その後は、川崎の河津裕昭厩舎へ移籍。川崎競馬場や小向トレーニングセンターなどでこの一戦、そして来年のクラシック戦線を見据え調教を積んできた。
地方競馬所属馬のGT競走優勝(地方競馬主催レースを除く)は、岩手競馬所属メイセイオペラの99年フェブラリーステークス(東京競馬場)とホッカイドウ競馬所属コスモバルクの06年シンガポール航空国際カップ(シンガポール・クランジ競馬場)の2回のみ。
プレイアンドリアルが勝てば、初のJRA芝GT優勝の偉業となる。
◆朝日杯フューチュリティステークス出走表(JRAサイト)
◆プレイアンドリアル プロフィール
プレイアンドリアル(左) 東京スポーツ杯2歳ステークス
写真:いちかんぽ
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