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2014/01/01
地方競馬全国協会より新年のご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。
 2014年を迎え、この一年が皆様にとって喜びに満ちたものとなりますようお祈り申し上げます。

 昨年の地方競馬は、「地方競馬IPAT発売」など在宅投票が寄与し、お陰様を持ちまして、良好な開催成績を残すことができました。これも一重にお客様のご支援の賜物と深く感謝する次第でございます。

 また、昨年から地方競馬施設で中央競馬の発売を行う「J−PLACE」が開設されました。中央競馬と地方競馬の相互発売が拡大されることにより、日本の競馬のより一層の発展に繋がることを期待しております。

 今年は払戻率の弾力化も予定されており、お客様に対して、より良いサービスを提供できるものと考えております。

 一方で、競馬において最大の魅力が「レース」にあることは言うまでもありません。

 昨年、北陸・金沢競馬場で行われたJBCで史上初めて1日3レースのJpnT競走が実施され、お客様に楽しんでいただけたものと思います。今年のJBCは、十一月三日(祝月)、十二年ぶりに東北・盛岡競馬場で行われる予定です。十二支が一回りし、再び午年が巡ってきた今年、盛岡が舞台となるのは奇遇ですが、この間、東日本大震災など、様々な苦難に見舞われながら、力強く復興しつつある岩手競馬への大きなご支援をお願いいたします。

 昨年はハッピースプリントなど、二歳馬の活躍が顕著であり、今年のクラシックシーズンへ向けて大きな期待を抱かせてくれました。本年も地方競馬所属馬への皆様の温かいご声援をお願いいたします。

 皆様のご多幸とご健勝をご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

2014(平成26)年1月1日
NAR地方競馬全国協会 理事長 浮田秀則